秋の味覚と歴史巡りをセットで楽しむぶらり旅はいかがでしょう。
秋は日野市の果物も旬を迎えます。
梨やブドウの直売所へぶらり散歩をしつつ、歴史めぐりを楽しんでみませんか?
日野市は新選組ゆかりの地でもあります。
新撰組資料館や旧跡を巡りながら、季節の風景と歴史が重なる秋の時期の散策も格別です!
この記事では、新選組巡りに秋の味覚・果物お買い物を組み合わせた1日ぶらり旅コースを、地元民目線での個人的おすすめも含め、ネットガイドとしてご案内いたします!
・新撰組ゆかりの地を徒歩でめぐってみたい。
・観光地とは別の地元の空気に触れてみたい。
・普段回っている場所とは違う新鮮な歩き方をしてみたい。
そんなあなたにおすすめ!
まずは日帰りコースをお届けいたしますっ
もくじ

【日帰りコース】高幡不動駅スタート編
スタート【高幡不動尊】
新撰組副長、土方歳三さんのお母様は、旧高幡村のご出身なのだそうです。
そして、高幡不動尊には土方歳三さんご本人の銅像もあります。
本日の安全を祈ってぶらり旅スタートです。
高幡不動でお参りをしたあと、散策するので開運そばでちょっと腹ごしらえしてのスタートも良いですね!
モノレールに乗って、万願寺まで行きましょう。
万願寺駅
●土方歳三資料館
不定期公開ですが、土方歳三さん好きのかたにはたまらない
土方歳三愛刀・和泉守兼定特別公開日もございます。
開館日は月に約2回、12時〜16時で、日程は開館日カレンダーで確認必須です!
入館料は小学生以上800円。入館料は現金会計です。
館内でのグッズ販売などもあり、こちらはクレカやPAYPAY、交通系電子マネーも対応しています。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
●石田寺(せきでんじ)
新撰組副長、土方歳三さんのお墓があるお寺です。
お正月には七福神巡りのひとつにもなります。
ファンの方のお参りが絶えない場所です。
今回ご紹介のコースは、公共交通機関利用と徒歩で練り歩きになります。
体力温存には石田寺でお参りのあとに土方歳三資料館へ行くのが個人的におすすめです。
ただ、土方歳三資料館では、特別なグッズ販売などもあり、グッズ目当ての方は朝イチで並ぶことも多いようです。
どちらを先にするかはお好みで‥
魅惑の秋の味覚ルートをたどる!
さて、土方歳三資料館のみが目的!
のかたであれば、高幡不動尊と万願寺駅周辺の2ポイントに立ち寄り、高幡不動へ戻ってお土産屋さんなどを眺めたりもよきではありますが‥
時間はある!まだまだ行ける!
と言う方のために、
観光では決して行かないルートをご案内〜♪
このルートは名付けて
「新撰組秋の味覚ルート!」
でございます。
スニーカーなど、歩きやすいシューズでぜひどうぞ!
万願寺駅方面から来たら、今度は逆方向へ・・
モノレール万願寺駅より西へ向かう日野バイパス周辺には、梨やぶどうの農園が点在しております。
歩きながら果物を買うもよし、お昼を食べてないかたは、途中の『みなみの恵み』内カフェでエネルギーチャージもヨシ‥
みなみの恵み
「Farmer’s marketみなみの恵み」は、地場産野菜や果物、お惣菜なども買える、道の駅のような施設です。
店内のカフェレストラン『green oasis cafe 042(グリーンオアシスカフェゼロヨン二)』は、知る人ぞ知る、地元農家さんが作った野菜をメインにしたお料理で定評があり、料理コースの他に自家製ケーキブッフェ(ソフトドリンク飲み放題)、サラダブッフェなどもあります!
肉と野菜をドガッツリ食べたい!そんな時に嬉しいメニューが揃っています!
おなかいっぱいになったところで、再度歩きはじめましょう。
『みなみの恵み』前の交差点、新川崎街道から西側に、果樹園の直売所が点在する地域があります。
みなみの恵み前交差点を北に向かい、幹線市道43号線沿いへ入るところには日清園、そのまま西へ続く道を辿ってゆくと、旧川崎街道へぶつかります。
この、新川崎街道と旧川崎街道の間のエリアに、農園が点々とあります。
こちらはみなみの恵みから100mほど南にある前町屋園さん。
8月上旬から10月下旬ぐらいまで、直売所で旬の果物が購入できます。
農園によっては、市販の際には電話予約が必要だったり、完売同時に閉園となるところがほとんどですので、購入の際はお電話で問合せが安心です。
詳細地図は日野観光協会のページでもご確認くださいませ。
日野名産「多摩川梨」と「ぶどう」の販売が始まります。
さて、農園エリアを抜け、旧川崎街道に出てからは、日野駅方面へ向かいます。
エプソン前から日野駅行きのバスに乗り、日野市役所で降りましょう。
京王バス エプソン前 のりば地図
京王バス エプソン前⇒日野市役所 200円
新撰組のふるさと歴史館
日野市役所の近くにあります。
「新撰組のふるさと歴史館前」というバス停留所もあるのですが、日中のバス便が殆どありません。
比較的満遍なく本数が出ている日野市役所行きに乗るとよいでしょう。
市役所便も、日中は1時間に4本ですので、10〜15分ほど待つこともあります。
エプソン前より歩いて行くことも可能ではありますが、市役所方面は高台になっており、歩道の狭い旧道を歩く上に坂道をエッホエッホと登って行かなくてはなりません。
健脚に自信のある方であれば、チャレンジも良いと思いますが、土地勘のない方にはお勧めはいたしません。
バスのご利用が安心安全です。
新撰組ふるさと歴史館
日野市役所前に着いたら、日野市役所北西側の桜並木沿いに歩いて行くと、新撰組ふるさと歴史館へ到着できます。
大人(高校生以上)200円
小人(小・中学生)50円
新選組のふるさと歴史館と日野宿本陣共通観覧券
大人(高校生以上)300円
小人(小・中学生)70円
開館時間は午前9時30分から午後5時まで(入館午後4時30分まで)
新撰組のふるさと歴史館を出て、日野駅まで向かいます。
日野駅まではバスも利用できますが、下り坂となりますので、歩いての移動も良いでしょう。
広い道路に出てしまえば、坂を降りて左方向ですぐ駅へと向かう道になります。
土方歳三没後150周年記念ご当地デザインマンホール
日野駅わきの日野駅東口広場の片隅には、土方歳三没後150周年記念に作られたご当地デザインマンホールがあります。
こちらのマンホールのカードが配布されていますので、お時間に余裕があるならゲットしたいところですね!
日野駅からほど近い、佐藤彦五郎新撰組資料館から少し歩いた場所にある、日野市環境共生部下水道課でもらえます。
詳しくはこちらのサイトを
日野市下水道課は、エプソン前からバスで日野市役所へ向かう途中でも通り過ぎます。
『新撰組のふるさと歴史館と日野宿本陣共通観覧券』をご購入の方は、開園時間を考慮してマンホールは後で、まっすぐ日野宿本陣へ。
開館時間以内に全て回るのは難しいな‥という時は、
マンホール土方さんに会って日帰りぶらり旅完了!
京王線高幡不動駅に戻る方は、日野駅西側のバスロータリーから、高幡不動駅行きのバスが出ております。
日野駅と高幡不動をつなぐバスは、経路が別れています。
遠回りのバスに乗ってしまうと、時間がかかる上に料金が余分にかかってしまいますのでご注意ください。
バス乗り場も最近変更しているため、一番早く高幡不動に行く便かを運転士さんに確認するのが安心です。
日野駅からの散策
日野駅からは徒歩圏内に、八坂神社、日野宿本陣、井上源三郎資料館、佐藤彦五郎新撰組資料館、日野宿交流館があります。
開館日・開館時間をチェックして、まだ行けそうかな?と思ったら、レッツゴー!
八坂神社
日野の鎮守神社、八坂神社では9月13日から15日(9月15日が本祭)の3日間で例大祭が行われます。
令和元年依頼6年ぶりとのこと。
日野用水に沿ってお神輿が通るそうで、これは見どころですね。
日野市観光協会〜令和7年八坂神社例大祭開催
八坂神社は御朱印も可愛いと評判だとか。
日野宿本陣と日野宿交流館
日野宿本陣は、東京都で唯一残る江戸に建てられた建造物だとのこと。
なんと150年以上前に建てられたとか!?
それにしても、維持管理を良く続けていらっしゃいますね‥
公開時間 9:30〜17:00(最終入棺16:30)
休館日 月曜日・年末年始(月曜日が祝日の時は翌日が休館)
井上源三郎資料館
バス通りよりやや奥まった場所にあります。
住宅地内の、昔ながらの細い道をたどってゆくルートとなり、迷いやすいので地図で確認しながら向かいましょう。
アクセスはこちら
井上源三郎資料館アクセス
サイト内で開館日と開館時間の最新情報も確認できますので、チェックをしてからが安心です。
佐藤彦五郎新撰組資料館
佐藤彦五郎新撰組資料館は水路のせせらぎを聞きながらの散策。
日野駅より、旧甲州街道から1本脇に入ると、八坂神社わきの、のんびりとした細い道が続きます。
信号を渡ると、道沿いには水路が流れ、清々しい気分になります。
旧川崎街道との交差点手前に、佐藤彦五郎新撰組資料館、そこをすぎて左へ向かい、旧甲州街道から日野駅に戻るように進むと、道路を挟むように日野宿本陣と日野宿交流館があり、八坂神社へと続きます。
今ではそれほど広い道路には見えませんが、日野宿という名が示す通り、昔は旅人の通過点として栄えた地域の名残を感じさせます。
ところどころで、昔の写真などが掲示されており、新撰組の生きた時代を感じることもできるでしょう。
エプソン前でバスに乗った方で『新撰組ふるさと歴史館』に寄らず、日野市方面の散策だけしたいと思うときは
「生活保険センター」で降車し、北上すると歩いて数分で到着します。
お好きなルートでお楽しみくださいね!
1泊してゆっくり巡ってみたい‥と思ったら
もう回り切れないかも‥次はいつ来られるかわからないし、一通り見てから帰りたい‥
そんなあなたは、1泊して、明日の朝イチで日野駅周辺をゆっくり巡ってみてはいかがでしょうか。
日野市内には、日野駅と高幡不動駅前に利便性の良いビジネスホテルがあります。
日野市内の宿
日野駅
ホテルブーゲンビリア日野
高幡不動駅
シティホテル高幡
上記ホテルは朝食がないため、ホテル周辺のお店をご利用ください。
1泊であれば、翌日の散策も余裕をもって楽しめますね!
今回ご紹介の当日帰りルートor1泊ルートですが、高幡不動駅スタートの逆コースで、日野駅スタートももちろんアリです!
シティホテル高幡で宿泊の際には、高幡不動駅前から「おふろの王様(多摩百草店)」の無料バスが出ておりますので、自然のある露天風呂を楽しむもヨシ。
翌朝は、朝日に光る高幡不動尊の五重塔をながめつつの散策なども楽しめるでしょう。
おふろの王様多摩百草店 バス発着所
京王線高幡不動駅 さわやか信用金庫前
おふろの王様多摩百草店
まとめ
秋の果物と歴史スポット巡りで、日野市の魅力を満喫できます!
新撰組のふるさとを練り歩き、土方歳三さんの居た頃に思いを馳せてみませんか。
おでかけの際は、公開日や営業時間のチェックを必ずしましょう。