親のこと

認知症の兆候|母がおかしいと思い始めたとき②一緒に暮らすと離れて住む違い

投稿日:2020年6月29日 更新日:

同じ町で気軽に行き来していた母が引っ越し、離れて暮らすようになりました。

しばらくは元気で穏やかに暮らしていたのですが、徐々に
「なんだか様子がおかしい」と姉から聞くようになりました。

一緒に住んでいる家族が「認知症ではないか」と思っても、
離れてたまに会う家族にはあまりよくわからない場合が多いそうで
うちの場合もそうでした。

スポンサーリンク

自分の記憶では、母は東日本大震災のあとぐらいまでは、普通に話もしていたし
それほど目立つこともないと思っていたのですが、
母と一緒に住む姉は、震災の前からおかしくなってきていたと言います。

母方の叔母ら(母の姉妹)も、最初は姉の言う事を、漫画の私のように
「そりゃあ年なんだし変なことも出てくるだろう」くらいに思っていたようですが
皆で一緒に旅行に行ったときに、母の行動を見て初めて
「やっぱり違う」と思ったのだとか。

自分の場合は、母が「ATMのやり方を忘れる」と言ったあたりで、
姉から聞いていたことがなんとなく気になってきた感じでしたが、決定的に
「これは本当に来ている」と感じたのはその後のことでした。

そして思い返せば、漫画の中で食べている煮物も
母の作った手料理を食べた最後だったかもしれません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

-親のこと
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

認知症の兆候|母がおかしいと思い始めたとき①

母が認知症になる前の漫画です。 近所に住んでいたころは、母は50代後半くらいだったと思います。 よく会ってはたわいもない話をしておりました。 職を何度か替わった母でしたが、ブティックの店員は、定年をす …

「親ガチャ」という言葉が生まれた背景に思う

コロナ禍で、貧困格差がかなり広がって可視化されるようになり、『親ガチャ』なる言葉が、ネット上に散見されるようになりました。 自分も、親をテーマにブログを書いているので、気になる言葉でした。 自分の親の …