前回の続きです。
お食事中の方は閲覧注意です。
私が子供の頃、両親は果実店を経営しており、お店と自宅が離れていたのです。
漫画にある部屋は、お店のほうで、店の奥に小さな台所と、4畳半と板の間、3畳の部屋がありました。
お風呂がなく、昔懐かしいボットン便所で、子供の頃はトイレが怖くて困っていました。
私が小学生になり、近所に水洗トイレとお風呂のついたアパートを借りて、両親だけ仕事に通っていました。
大人になってから、むかし住んでいた町を歩くと、こんなに狭い世界にいたのかと驚きます。
家と仕事場が歩いて5分もしない場所にあったなんて、子供の頃は気がつきませんでした。