この漫画の連載は2000年頃からだったかと思います。
この漫画を描いて15年ほどあとに、東日本大震災がおこりました。
いつかは来るとは思いながらも、いざ来てみると、ろくな備えをしていないと思い知ります。
この漫画の体験をしたときは、当時の自分の人生の中では、まあまあ大きな事件のひとつでした。
阪神大震災の時は、被害をテレビで見て、あの時は大変なことが起きたとショックを受けていたものでした。
今思えば、心を痛めてはいても、遠い地の大変な出来事という意識でしかなかったのかもしれません。
近年になり、大きな災害が次から次へと、休む間もなく日本列島を襲いました。
日本だけでなく、世界中のあらゆるところで大きな災害が発生していました。
地震だけではなく、豪雨に竜巻など気象にまつわる災害も。
この20年でインターネットが普及し、情報量も劇的に増え、災害への備えや対応も様変わりしましたね。
ほんとうに、なんという変わりようでしょう。
テレビがないのはあの頃と今も同じなのですけど。